ニコン フォトコンテスト インターナショナル 審査員
およそ40年の長い歴史をもつニコン フォトコンテスト インターナショナルには、毎回世界各地から数多くのご応募をいただいております。この各地から届く多種多様な作品に合わせ、世界を舞台に様々なジャンルで活躍するフォトグラファーをはじめ、写真界でご活躍中のみなさまを審査員として招聘しました。また、デジタルカメラの普及により、画像データ作品の応募も増えてきました。これに対応するためにデジタル写真に造詣の深い審査員にもご参加いただいております。
- *諸般の事情により、テラウチマサト氏より鈴木英雄氏に審査員が変更となりました。
土田 ヒロミ
福井県出身。
福井大学工学部卒業。
大阪芸術大学客員教授。
1971年、写真家として本格的に活動を開始し、同年「自閉空間」で第八回太陽賞を受賞する
1976年、日本人の土俗性へ視線をむけた「俗神」を出版。評価を得てニューヨーク近代美術館(ニューヨーク)、ポンピドーセンター(パリ)などの海外で発表が続く。その後、撮影対象を都市に拡げ、群衆を微細に捉えた個展「砂を数える」(1978年、1985年)を開催。またヒロシマと対峙した撮影を開始し1974年「ヒロシマ1945-1979」で伊奈信男賞を受賞。以後「ヒロシマモニュメント」「ヒロシマコレクション」など現在に至るまで発表を継続している。
1995年頃より銀塩フイルムからデジタルデーターへ変換した作品化を手掛け「The Berlin Wall」(1999年個展)、「新・砂を数える」(2002年個展)、「Fake Scape」(2002年個展)を開催。
2007年、これまでの日本、日本人にかかわる作品群を回顧した「土田ヒロミのニッポン」(東京都写真美術館企画展)で第27回土門拳賞を受賞した。
作品は東京都写真美術館、ニューヨーク近代美術館、パリ国立図書館、カナダ近代国立美術館、ヨーロッパ写真センター、サンフランシスコ現代美術館、ゲティー美術館に収蔵されている。
- ◆ウェブサイト
- http://www.hiromi-t.com/

関口 照生
東京都出身。
明治大学卒業。
倉敷芸術科学大学客員教授。
コマーシャルや雑誌・写真集の撮影を中心にフリーカメラマンとして活動。各TV局のコメンテーターとしても番組に出演。世界の辺境を訪ねるTV番組の取材をきっかけに、以後ライフワークとして世界各地の取材を続けている。
「火のラティード」、「膳のパフォーマンス」、名取裕子写真集「序の舞い」、かたせ梨乃写真集「DAY FOR NIGHT」、竹下景子との共著「ハロープラスワン」、「ファミリーへ、ウエルカム」、写真集「地球の笑顔」等多数の作品を発表。
小笠原ドキメント映画「EDEN」監督。
大石 芳野
東京都出身。
日本大学芸術学部写真学科卒業。
東京工芸大学教授。
学生時代に訪れたベトナムで強い衝撃を受け、卒業と同時にフリーランスのドキュメンタリー写真家としてアジア、西アフリカ、ヨーロッパなどに単身で取材を行う。戦争や内乱といった極限状況を経験した人々のその後の姿を、最高の愛情と敬意をもって記録し続けている。「日本ジャーナリスト会議(奨励賞)」、「芸術選奨(文部大臣新人賞)」など多数受賞。「ベトナム凛と」にて第20回土門拳賞を受賞。
南川 三治郎
三重県出身。
東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業
「ヨーロッパの人と文化」に焦点をあて国内外の雑誌媒体を中心に発表。企画、撮影、執筆と一人でこなし、ミロ、ダリ、キリコ、シャガールといった20世紀後半のアートシーンを代表する巨匠たちとアトリエを撮影した「アトリエの巨匠・100人」(新潮社刊)や、グレアム・グリーン、エド・マクベイン、フォーサイスといった欧米のミステリー作家と書斎を撮影した「推理作家の発想工房」(文藝春秋刊)は代表作。
ビザンチン文化の残照を追った「イコンの道」は家庭画報誌上で一年間連載。世界遺産ヴェルサイユ宮殿の全貌を撮影した「Chateau de Versailles」は、フランス人以外の外国人として初めて撮影許可が許される。いずれも銀座・和光ホールにおいて写真展を開催。 ここ数年は、世界遺産に認定されたふたつの巡礼道、「熊野古道」とスペインの「カミーノ・デ・サンティアゴ」を撮影。「日・欧巡礼の道」展として写真展を開催。著書も多数。
これまでに訪れた国は延べ30カ国、インタビューは500人以上にのぼる。
- ◆ウェブサイト
- http://www.s-minamikawa.com/

鈴木 英雄
東京都出身。
東京写真大学(現東京工芸大学)卒業。
広告代理店・株式会社博報堂の写真部に10年間勤務。のちに広告写真制作会社である株式会社ポインターを設立し現在に至る。
「毎日広告賞公共広告部門 グランプリ」、「日本広告写真家協会(APA)特選賞」、「朝日広告賞」、「日本経済産業広告賞」、「JRポスター展グランプリ」、「ニューヨークデザイン賞入選」「APAアワード美しい日本賞」(2009)、「日本経済産業新聞 部門賞」(2010)ほか多数受賞。
ポスター、雑誌広告、企業のカレンダーの写真撮影を中心に活動、俳優から指名を受けて撮影を行うことが多い。映画会社のカレンダー「東宝映画社カレンダー(沢口靖子)」,航空会社のポスターなどを手がけ、商品のイメージ撮影、料理のシズル撮影も得意とする。
フランスの3千メートル級の山頂で飲料水ボトルの撮影(エビアン)、タイ国の山奥での唐辛子の収穫風景の撮影(ファミリーマート)、ヘリコプターからの車の並走撮影(アウディ)等の広告写真家である。
大坂 寛
山形県出身。
日本大学芸術学部写真学科卒業。
「Syzygy」、「Venus,Vegetal」ほか、浮世絵や蒔絵に見られる平面的遠近方表現で、花を通して自己の内面や生命観を投影した「botanic heart」など、多数のシリーズで個展を国内外で開催する。
「JPS展 奨励賞」(1978)、「APA国際展 EUROPHOTO賞」(1978)、「JPS展 グランプリ」(1982)、「JPS展 グランプリ」(1984)、「日本写真協会 新人賞」(1985)ほか多数受賞。
作品は、東京都写真美術館、京都国立近代美術館、日本大学芸術 学部写真学科、日本ポラロイド社、美術館プティミュゼ、ポラロイド・インターナシャナル(USA)、ヒューストン美術館(USA)、グラハム・ナッシュ・コレクション(USA)などに永久保存されている。






